㉑結婚式前にやるべき〇〇選 手紙や謝辞を考える

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結婚式前にやるべき〇〇選 手紙や謝辞を考える

新婦から親御様への感謝の気持ちを読み上げる演出は定番です。
もてなす側である親への感謝を伝えるのに、披露宴の場を借りることは遠慮した方が良いという考えもありますが、素直な感謝の言葉には、聞いている側にもあたたかな感動が伝わります。
手紙を読むのなら、普段口にしない感謝の気持ちを率直に伝えましょう。
お開き前の挨拶である謝辞は、両家の代表が述べます。
出席して下さったことへの感謝や祝辞へのお礼を締めくくりに述べる役は、これまで新郎の父が一般的に担うものでしたが、最近は新郎が行うことも多くなりました。自分自身の言葉で感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。

新郎の父と新郎、新郎と新婦の二人でという場合もありますので、親御様やお二人で相談し、どんな披露宴になるか当日の進行をイメージしながら、考えてみてください。
原稿を書き出すと、何を伝えればよいのか、迷うことが多いと思います。披露宴前日まで悩んでいると、充分に練習ができません。
もちろん、当日は用意した原稿を手元に置きながらで構いません。ですが、なるべく早めに準備し、本番まで練習が出来ると、より気持ちが伝わりやすいと思います。
また、注意すべきなのは、結婚式では別れを連想させる言葉や、再婚を暗示する重ね言葉などは避けるべきとされています。直接的な表現は避けるとしても、全ての忌み言葉を避けるのは案外難しいこと。
気にしすぎると言いたいことも言えなくなってしまいますよね。重要なポイントは、ゲストが不快に感じたり、違和感を持つかどうかということです。
別れる」「離れる」「死」など、ダイレクトにゲストにマイナスイメージが伝わりやすい言葉を避けたり、前後の文章の表現に気をつければ、少し忌み言葉が入ってしまっても、現代では気にする方はほとんどいません。
神経質になりすぎず、臨機応変に判断しましょう。

—別れを連想させる言葉—

終わる、切れる、去る、離れる、冷える、失う、壊れる、破れる、割れるなど。
[言い換えの例]
・ケーキを切る  ナイフを入れる
・宴を終わらせる  お開きにする
このように、めでたい席に相応しくないる言葉は別の表現に言い換えることができます。

—重ね言葉—
重ね重ね、たびたび、んじわざ、くれぐれ など。

—繰り返しを連想させる言葉—
再び、もう一度など。
もし忌み言葉を言ってしまったら、慌ててしまうと、逆に目立ってしまうので落ち着いて対応しましょう。
結婚式前日は、なるべく予定を入れないようにすることが理想ですが、手紙や挨拶の原稿書きを最後まで残してしまう新郎新婦が多いのも実情です。
原稿を考えていて徹夜した、という事態を避けるため、せめて1週間前までには書き終えておきましょう。
特に花嫁様は、手紙を書きながら泣いてしまって…なんてエピソードもあります。
翌日の結婚式で目が腫れてしまっては大変です。
難しく考える必要はありません。
飾り立てずに、自身の素直な言葉を綴ることが大切です。

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