美肌を保つための紫外線対策6つのキホン

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美肌を保つための紫外線対策6つのキホン

日やけをしてしまった後、慌ててローションなどで肌のお手入れをしても、やっぱり肌の調子が戻らない…誰でも一度はそんな経験があるのではないでしょうか。
様々な研究で、紫外線はDNAを損傷させ、肌細胞全体にダメージを与えるということが明らかになっています。
また紫外線は、活性酸素(ほかの物質を酸化させる力が強い酸素)を必要以上に発生させるので肌トラブルの原因となります。
このように、紫外線は肌の老化をどんどん進めてしまう美肌の大敵なのです。肌のために何より大切なのは、紫外線を浴びすぎないようにすること!
そのために毎日の生活に取り入れたい「6つの基本的な紫外線対策」をご紹介していきます。

美肌ポイント
紫外線の強い時間帯は外出を避ける
日やけ止めを毎日塗る
日陰を利用する
日傘をさす・帽子をかぶる
衣服やストールなどで覆う
サングラスをかける

①紫外線の強い時間帯は外出を避ける
気象庁のデータによると、3月頃から急激に強くなりはじめ、5~7月にかけてピークを迎えています。1日の
中で紫外線量を時刻別に見てみると、太陽が最も高くなる正午前後(10時頃から14時頃まで)が最も強いとさ
れています。また、日本では南へいくほど紫外線は強くなります。屋外に出る用事があるときは、できるだ
けピークの時間帯を避けるようにしましょう。

②日やけ止めを毎日塗る
天候に関係なく、日やけ止めを塗る習慣をつけるようにします。
紫外線は、曇りや雨の日でも降り注いでいるため、UVケアを毎日欠かさないことが大切です。日やけ止めを塗る際は、少し多いと感じるくらいの量を手に取り、顔や体全体にムラなく塗ることが大切です。
また、顔に塗るときは、両ほお、おでこ、鼻、あごに日やけ止めを置いて、円を描くようになじませてください。このとき、顔を包み込むように塗ると、ムラになりにくいです。
耳、襟足、背中、胸元などは忘れがちですが、紫外線は、地面の照り返しによって全身に影響を与えます。なので一見塗る必要がないと思えるところにも日やけ止めを塗ることが大切です。
また、日やけ止めを節約したいからといって少ない量しか塗らない場合、十分な効果を得られません。規定量を守って塗ることが大切です。
べたつくことを理由に日やけ止めをしっかり塗りたくない場合は、サラサラタイプを選ぶのがおすすめです。

③日陰を利用する
外出時に日陰を選んで歩くのも有効な対策。
でも、紫外線には太陽から直接降りかかるものだけでなく、空気中で散乱していたり、地表や建物から反射
していることもあります。
直接日光にあたっていなくても、紫外線を浴びていることをいつも意識しておきましょう。

④日傘をさす、帽子をかぶる
外出には日傘や帽子も効果的。日傘なら紫外線防御率の高いものを、帽子ならつばの広いものを選ぶことが
おすすめです。紫外線は繊維を通過するため、必ずUVカットのものを選びましょう。

⑤衣服やストールなどで覆う
長袖シャツなどの肌を覆う部分が多い衣服は、紫外線から身体を守ってくれます。また、ストールなどで首元を巻くのもよいでしょう。
機能服の進化は凄まじく、撥水加工やウォッシャブルくらいでは驚かなくなった昨今。
水や汚れへの対策以外にも、夏の外出の心配事である日やけ、虫刺され、汗に働きかける服たちを見かけるようになりました。
例えば、ユニクロには頼れるUV加工アイテムが豊富!一番使えるUV加工カーディガン。コンパクトに持ち歩け、ストール感覚で羽織れるのも◎。
ベーシックなカーデやシャツ以外にも、パーカーやプルオーバー、甘デザインのカーデなど、UV羽織もどんどん進化し続けています。

⑥サングラスをかける
紫外線は目からも吸収されますので、サングラスなどを取り入れるのもおすすめです。
UVカット率の高いメガネやサングラスを選びましょう。
サングラスを選ぶ際に注意したいのが、レンズの大きさやフィット感。レンズが小さかったり、顔の骨格に合っていなかったりすると、正面以外の角度からの紫外線の侵入を防ぐことができません。
強い日差しの下では、顔にフィットする大きめのサングラスをかけて、さらに帽子もかぶるのが理想的です。
私たちは日常的に紫外線を浴び、知らず知らずのうちに肌にダメージを受けながら生活しています。
これらを守れば「うっかり焼け」対策に効果的!
間違ったUVケアは紫外線を十分に防げないため、正しい方法を身につけ、習慣化して美肌を保っていきましょう。

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