③いい会場の見分け方 アクセス

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いい会場の見分け方 アクセス

結婚式場を選ぶ際、多くの人が重視するポイントとなるアクセス面。
招かれるゲストの方を思うと、最寄り駅から近い会場がやはり決め手となることも。
それがおもてなしのひとつでもあります。

特に、ご年配・妊婦さん・お子様連れ・新幹線や飛行機を利用する遠方からお越しの方が多い場合は、
交通アクセスを最優先に考える必要がありそうです。

しかし、最寄りの駅から少し離れた会場でも、送迎などのおもてなしがされていれば、
招かれるゲストにも失礼に値しないのではないかと思うのです。
駅近の会場では叶わないような魅力たっぷりの会場もたくさんあります。
例えば、海や山の近くで景色が抜群に良い広いプールやガーデンがあり開放感に満ち溢れているなど。

アクセス面が良好な会場が恵まれているというわけではない、という考え方も出来ます。
アクセスが悪いというデメリットを超えるような、お二人にとって理想の会場との出会いがあれば、
前向きに検討して良いのではないかと思います。ただ遠い会場まで来てくれるゲストへの配慮を怠らないことは大切です。

具体的な方法をこれからご紹介していきます。
ゲストの数が多い・タクシーでは乗せきれないほどの大荷物の人が多いなどといった場合に
は、『送迎バスの手配』が良いでしょう。
会場側にシャトルバスの用意がない場合は、自分たちで送迎バスを手配することとなります。
貸切送迎バスを予約する際は、あらかじめ時間と目的地(乗車・下車場所)を決めておく必要があります。
当日自由に行き先や時間を変更することはできません。
そのあたりは受付時間や挙式時間に合わせての手配となりますので、会場の方に相談の上、決定していきましょう。

また、『タクシー手配』『タクシーチケットの用意』という方法もあります。
ご親族中心など少人数婚では、タクシーの手配が良いかもしれません。
また、徒歩10分程度の会場でも、先程お伝えしたように、ご年配の方・マタニティのゲストには、タクシーを用意した方が良いでしょう。
ゲストの方にタクシーを使って会場まで来てもらう際は、乗車代金が後日まとめて新郎新婦
のお二人に請求されるよう、タクシーチケットの利用が便利です。
あらかじめ用意し、ゲストの方に渡しておけば、当日好きな場所からタクシーを利用してもらうことができます。
ただし、会場の最寄り駅が、常時タクシーが待機していない場所であれば、事前にタクシーの予約も必要となります。
タクシーの利用台数にもよりますが、会場によっては、ゲストの方が来場される一定時間、
最寄り駅のタクシー乗り場で誘導してくれるスタッフの方がいて、ゲストの方も迷わず会場へ向かうことが出来る、
という対応をしてくれる会場もあります。
最寄り駅から送迎バスを利用する会場もあれば、タクシー手配の会場と対応方法は様々であると思いますが、
そこで気になるのは費用面です。
アクセス面がマイナスになりがちな会場は、シャトルバスサービスやタクシーチケットをサービスしてくれる場合がありますので、必ず確認してみましょう。
お二人が手配される場合は、バス・タクシーそれぞれどれくらいの費用がかかるか把握しておく必要があります。
予約については、会場が手配を代行してくれることもありますので、プランナーさんに相談してみてください。
また、自家用車で来場される方の為に、駐車場の台数がどれくらい確保出来るのか、確認しておく必要もあります。
いずれの来場方法にしても、招待状を送る際に『送迎案内』をすることをお勧めします。
ゲストの方へ招待状を送るタイミングで、送迎バスのお知らせの付箋やタクシーチケット、駐車場の案内図などを同封します。付箋や案内図は、会場側でフォーマットが用意されてい
ることが多いと思いますが、料金が掛かるのかは確認しておいた方が良いかもしれません。
自分たちで用意が必要な場合は、どういった形式のものが良いかプランナーさんに相談の上、作成してみてくださいね。

その他に挙げられるのは、『ゲスト用更衣室の準備』
特に女性ゲストの方はヒールで歩くのは大変なので、式場で履き替える方もいます。
会場に到着してから、着替えたいゲストのために、会場に更衣室の準備があると良いでしょう。
用意出来る場合は、ゲストの方にもあらかじめ一言添えておくと、安心してお越しいただけると思います。

『開宴時間の配慮』
挙式や披露宴の開宴時間が午前中ですと、ゲストの方は早朝からヘアセット・着替えなど、
身支度が慌しくなってしまうかもしれません。
時間にゆとりをもたせるのであれば、開宴時間はお昼前後に設定するのが良識的と言えそうです。
会場によっては、午前・午後と時間が決まっていることもありますので、柔軟に対応してもらえるのか確認してみてください。
『帰りの荷物への配慮』
昨今人気なのが引出物の宅配サービスです。
結婚式の数日後にゲスト宅に引出物一式を送ることができるので、ゲストの方は当日手ぶらで帰ることができます。
遠い会場であっても、ゲストの方にとって嬉しいおもてなしのひとつであると思います。
お二人の大切なゲストの皆さんをお迎え・お見送りするにあたって様々な考え方がありますので、
不安なことがあれば会場の方に相談をしてみましょう。
当日、主役である新郎新婦のお二人が出来ることはどうしても限られてしまうものです。
会場の方々の経験値や情報を聞いて、何がベストであるか考えてみてくださいね

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