夏が要注意！紫外線に負けない夏のヘアケア

夏が要注意！紫外線に負けない夏のヘアケア

皆さんは髪の紫外線対策、きちんとやられていますか？外出先から帰ってくると、髪がギシギシしていたり、頭皮の皮が剥けてしまったり。
それは強い紫外線の刺激が、大事な髪や頭皮に深刻なダメージをもたらしているからなのです。その結果、髪のパサつき、枝毛、抜け毛に繋がることがあるので注意が必要です。

●紫外線のダメージを受けやすい髪の毛は？
●髪のダメージを防ぐためのポイント
●抜け毛や髪へのダメージを防ぐため、シャンプーをするのに最適な時間帯は？
●朝シャン派の方は要注意
●髪へのダメージを防ぐため、ドライヤーを当てるのに最適な角度は？
●ドライヤーの冷風も活用

紫外線のダメージを受けやすい髪の毛は？
パーマした髪、黒髪よりも…カラーした髪が紫外線のダメージを1番受けやすいのです！
その理由は、髪には紫外線から髪や頭皮を守る、メラニン色素が存在しています。メラニン色素を抜いて、
カラーを入れるのがカラーリングになるので、カラーリングしている方は、どうしてもメラニン色素が少な
くなってしまっている状態です。メラニン色素が髪の毛を紫外線から守る働きをしているので、メラニン色
素が少ない＝紫外線ダメージを受けやすいとなってしまうのです。
黒髪は、黒色は紫外線を吸収しやすいですが、髪自体のメラニン色素は多いので、紫外線から守ってくれて
いることになります。

髪のダメージを防ぐためのポイント
最近、髪にも使用可能なUVカットの日焼け止めスプレーが販売されているので、外出前に髪の毛にかけてか
ら外へ出掛けるようにしましょう。
保湿は皮膚と同様、髪の毛にも必要です。なのでヘアトリートメントで保湿ケアをして、髪の毛を育てると
いうことが日常の大事なケアのひとつでもあるのです。
また、帽子を被ることもおすすめです。麦わら帽子のように、通気性に優れたものが髪の毛にこもる熱を逃
すことになりますので、帽子を選ぶ際の参考にして下さいね。

抜け毛や髪へのダメージを防ぐため、シャンプーをするのに最適な時間帯は？
紫外線にまず必要なのは髪の毛を清潔に保つことです。シャンプーをするのに最適な時間帯は、外出先から
の帰宅時や朝よりも…就寝前が1番適しています！
子供が大きくなるために必要な成長ホルモンは、大人になった私たちにも存在するホルモンで、髪の毛にも
必要なのです。成長ホルモンが出ているピークは、就寝してから約3時間後と言われており、それが髪の黄
金(ゴールデン)タイムです。なので、成長ホルモンが出る就寝前に、髪や頭皮を清潔にしておくことが重要
ですから、シャンプーをしてきれいな状態で成長ホルモンのピークを迎えることが1番なのです。

朝シャン派の方は要注意
朝にシャンプーをしてしまうと、頭皮に必要な保護成分である皮脂が取れてしまうことがあります。朝にシ
ャンプーをして外出することは、スッピンで外に出ることと同じことなのです。
また、1日に2回以上のシャンプーをする方は、頭皮に負担を与えることになるのでおすすめ出来ません。シ
ャンプーではなく、お湯で洗い流すことで汚れはある程度落ちます。その後の保湿は必ず行ってくださいね。

髪へのダメージを防ぐため、ドライヤーを当てるのに最適な角度は？
実はドライヤーの当てかたも重要で、上から下に向かってドライヤーを当てるようにするのが最適です！
色々な説があると思いますが、ここではキューティクルに注目して考えてみましょう。髪の毛は、キューテ
ィクルにコーティングされています。コーティングのされ方というのは、毛先に向かってたけのこ状に重な
っています。下からドライヤーの熱風をあててしまうと、キューティクルが広がり水分が外へ出てしまうこ
ととなり、枝毛や切れ毛になってしまう原因にも繋がります。なので、キューティクルに合わせて上から下
へ乾かすことで、キューティクルが広がらず髪がまとまってくれます。髪内部の水分が保たれパサつき防止
にもなります。乾かす際のコツとしては、体幹を真っ直ぐにして、30度くらい上からドライヤーの熱風を当
てるようにすると良いでしょう。

ドライヤーの冷風も活用
キューティクルは、熱と水分に弱い性質を持っています。なので、しっかり温風で上から下に向かって乾か
した後、ドライヤーの冷風も活用して、キューティクルを閉じることによって髪に必要な水分や栄養を閉じ
込めることが出来るのです。
濡れたままにしたり、汗をかいたままにすると、キューティクルが剥がれやすくなり、水分や栄養が外へ逃
げてしまいます。これから秋になると抜け毛がひどくなるなどの症状が出る方もいます。お風呂から出たら
ら、出来るだけすぐに髪の毛を乾かすようにしてみてください。