その症状夏バテかも!?

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その症状夏バテかも!?

自律神経の乱れを整えて、水分・睡眠不足を解消
今年も暑い日が続き、そろそろ体のだるさや長引く倦怠感など、不調に悩まされる方も増えてきているはず。
自律神経の乱れは、夏バテを引き起こす原因のひとつといわれています。
そこで、夏バテの症状や原因、予防方法をご紹介。食欲がないな…疲労感があるな…という方は、
もしかしたら
夏バテ
かもしれません!
自律神経の乱れ整えて、水分・睡眠不足を解消し、疲労回復に努めましょう。

夏バテの症状にはどんなものがある?
夏バテとは、夏の高温多湿な環境に体の機能が対応しきれずに起きた体調不良のことを言います。
夏バテは医学用語ではありませんが、
体がだるい・食欲がない・疲れやすいなど、
主に自律神経系の乱れによる症状の総称として使われ、
夏負け・暑気あたりとも呼ばれます。

自律神経の乱れ・胃腸の冷えに注意!夏バテの原因
原因①自律神経の乱れ
原因② 水分不足・脱水
原因③睡眠不足
原因④胃腸の冷え

夏バテ解消方法を知り、自律神経の乱れを整える
予防対策①空調管理・体温調整
予防対策②栄養バランスのよい食事
予防対策③水分補給
予防対策④休養・睡眠
防対策⑤適度な運動

【夏バテの主な症状】
なかなか疲れがとれない
体のだるさ
気力の低下
食欲がなくなる
めまい
頭痛、肩こり
熱っぽい
イライラする

自律神経の乱れ・胃腸の冷えに注意!

夏バテの直接的な原因は、高温多湿な環境による疲れの蓄積です。
体温調節のために自律神経をフル稼働した結果、
乱れが起こることが主な要因だと言われています。
その他、水分不足や睡眠不足、胃腸の冷えなどがあると、
体の不調を引き起こしやすくなります。

原因①自律神経の乱れ

自律神経は体温や睡眠、免疫などを調整する役割を担っています。
高温多湿な環境は、自律神経の体温調節機能に大きな負担がかかります。
その結果、自律神経が乱れると、頭痛やめまいなどさまざまな症状が出るため、夏バテの原因となります。

原因②水分不足・脱水
人間は汗をかくことで体温調節をしますが、暑い夏にたくさん汗をかくと水分と塩分が失われ、脱水状態に
なることも。脱水状態になると、血流やリンパの流れが滞り、頭痛や体のだるさなどの体調不良を引き起こ
します。体内の水分不足は心臓や腎臓に負担がかかる原因にもなります。

 

原因③睡眠不足


夜になっても気温が下がらない熱帯夜が続くと、寝苦しさから睡眠の質が低下し、睡眠不足になることもあります。
睡眠不足によって疲労回復が遅れると、だるさ・倦怠感につながります。

原因④胃腸の冷え


暑い日が続くと、冷たいものを食べる機会が多くなります。冷たい食べ物・飲み物ばかりをとっていると、
胃腸が冷えてしまい、消化機能に問題が起きてしまうことも。
食欲減退や下痢などの症状につながるため、胃腸の冷えには十分な注意が必要です。
夏バテ解消方法を知り、自律神経の乱れを整える。

夏バテ解消には、栄養バランスのよい食事・十分な睡眠・適度な運動を心掛けることが大切です。
体調不良が続いている方は予防対策方法をチェックして、生活習慣を見直してみましょう。

予防対策①空調管理・体温調整


屋外と室内の温度差が大きくならないように、暑すぎず冷やしすぎない快適な室温を保ちましょう。
身体に無理のない温度差は、夏場は5~7度程度とされています。
そのため、室温は28度程度、屋外との温度差は7度以内にしましょう。
オフィスなど温度設定が変えられない環境では、
風が直接あたらないよう風向きを変える、カーディガンや靴下などで体温調節するなどの対策がおすすめです。

予防対策②栄養バランスのよい食事


暑い夏は食欲が低下することが多いものです。
栄養不足にならないように、少量でも栄養価の高い食事を心掛けましょう。
タンパク質やビタミン・ミネラル類を豊富に含んだものが理想です。
夏バテによる食欲不振でだるさや疲労感を感じるときは、ビタミンB1を積極的に摂取していきましょう。
ビタミンB1は炭水化物に含まれる糖質を効率よくエネルギーに変える働きがあるため、疲労回復効果も高まります。
ビタミンB1が豊富な食材は、ウナギ、豚肉、カツオ、大豆製品、玄米など。ビタミンB1の吸収を促進するアリシンという成分を含む、
ニラやネギと一緒に食べるとより効果的です。ビタミンB1は、体に留めておくことができないため、こまめに取ることも大切です。
また、梅干し、お酢、レモンなど柑橘系に含まれるクエン酸は、疲れの原因になる乳酸の発生を抑えてくれます。
トマト、ナス 、きゅうり、 ピーマン 、 オクラ 、 スイカなどの旬の夏野菜や果物は、ビタミンやミネラルが豊富です。
消化吸収を助けるオクラ、納豆、なめこ、山芋などのネバネバ食材も積極的に取り入れると良いでしょう。
また、睡眠不足や暑さによりストレスが増えると、ビタミンCが消費されやすくなるので、不足しないように注意が必要です。

予防対策③水分補給

水分不足にならないよう、「早めに」「こまめに」水分補給することがポイントです。喉が渇いたと感じる
時にはすでに脱水が始まっていることもあります。
また、発汗は水分だけでなく、塩分も同時に失っています。
特に、運動や暑い場所での作業後などで汗をかいた後は、失われたミネラルを補給するため、スポーツ飲料や経口補水液などによる水分補給がおすすめです。
食事で摂れる水分以外に、1.0~1.5Lを200ml×6~7回に分けるなどして、こまめに飲むようにしましょう。
ただし、スポーツ飲料は糖分も多く含むため、常飲すると糖分過多になるので要注意です。糖分過多にならないように、
普段の食事ではお茶や麦茶にするなど工夫をしましょう。
また、冷たい飲み物ばかり飲むと内臓を冷やしてしまうので、常温か温かい飲み物にすると胃腸の負担を減らすことができます。

予防対策④休養・睡眠


疲労回復には、睡眠の質が重要になります。寝苦しくないようにエアコンで温度調節をするのがおすすめです。
しかし、一晩中冷房をかけて体を冷やし過ぎると、疲れが取れずにだるさを感じることにつながりますので、タイマーや風量を弱めることをおすすめします。
また、可能であれば寝室入口のドアや窓を少し開けたり、サーキュレーターを使うことで空気の流れを作ることもよい方法です。
さらに、寝具に冷感マットなど、吸・放湿性に優れた天然素材(綿、麻、絹など)を取り入れる、氷枕で直接頭部を冷やすことも効果的です。

予防対策⑤適度な運動


適度な運動で汗をかくことは、体温調節のサポートにもつながります。
ただし、炎天下での運動は熱中症になる危険性もあるので、涼しい時間帯の朝や夜に行うようにしましょう。
ウォーキングや室内でできるストレッチ、ヨガなどの軽い体操や、簡単な筋トレなどがおすすめです。
血流がアップして、体力維持にも役立ちます。
また、なるべく歩く・階段を使うなど、日常で無理なくできる適度な運動に心掛けましょう。
夏の暑い日に体の不調や疲れを感じたときは、食事・睡眠・運動とともに、体を冷やし過ぎないことにも注意が必要です。
また、現代日本人は日々の忙しさに追われたり、近所や職場での人間関係等、知らず知らずのうちに様々なストレスを抱えていることが多いといわれています。
特に女性は女性ホルモンが減ると、交感神経が上がりやすくなり、自律神経の乱れへも繋がりやすくなります。休息やリラックスできる時間や空間もつくりながら、夏の暑さを乗り切りましょう。

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