⑥いい会場の見分け方 日取り決めの際に知っておいてほしいこと

ブライダル

いい会場の見分け方 日取り決めの際に知っておいてほしいこと

結婚式を挙げることとなったお二人の準備のひとつが、結婚式の日取りを決めることです。

お二人がお考えの時期や日取りへの理由を知りたいと思う会場がほとんどで、会場見学の際に聞かれることが多いかと思います。
理由については様々あると思いますので、お二人はそのことをよく話し合っておく必要があります。

なぜ話し合う必要があるのか?については、会場の空き状況に関係してきます。

一般的に結婚式の人気シーズンは、比較的気候が安定する時期、春(4月~5月)・秋(10~11月)と言われています。
近年、台風や梅雨入りの影響で変わりつつあることもあるかと思いますが、お二人はもとより、
招かれるゲストの方にとって過ごしやすいシーズンを選ぶ方が私自身プランナーだった頃も多くいらっしゃいました。

特に、屋外(ガーデンやビーチなど)を利用した演出をお考えのお二人とって、結婚式当日お天気に恵まれたいと願うのは当たり前のことですよね。
そういった人気シーズンは比較的予約が埋まりやすく、およそ1年前やそれ以上前から予約をされる方もいらっしゃるほどです。
かつ、週末に結婚式を挙げられる方が大半ですので、翌日も休日であることを考えると土曜日を選択する方が多いです。

ですので、会場にとってはオフシーズンをいかに予約で埋めていけるか、ということが重要となりますので、
希望する時期によってサービスが増えたり、リーズナブルなプランが提案できたり、結婚式の予算にも大きく影響してくるのです。

大安吉日と仏滅、シーズンとオフシーズン、また土日祝日と平日を例とすると、同じ条件であってもかなり大きく見積り金額に差がある場合もあります。
昨今、六輝を気にされない方も増え、お二人の都合などを優先して決める風潮により、会場によっては差をつけない会場もありますが、今回は条件が変わる会場を前提にお話していきます。
ホテル・ゲストハウス・専門式場・レストランなど、会場の規模により、1日1組、1日2組、もしくは1日に数組の結婚式が執り行われます。
会場見学に行かれた際、希望する日取りの空き状況について触れられ、空いていれば話はスムーズですが、お二人が希望する日程が空いていない場合は会場側から別日程の提案があるはずです。

ここで大切なのは、お二人にとって結婚式の優先順位は何か?というところです。
会場の雰囲気なのか、ロケーションなのか、料理のクオリティなのか、そこで日取りが優先順位として上位でなければ、お二人がお考えの日取りを変更することも一つです。
先に触れたように、会場としては人気シーズンや日取りは予約が埋まりやすい為、いかにその他の日取りを魅力に感じていただき、
お二人のお気持ちやお考えを誘導できるかが会場側に求められているところだと思います。
いわゆるオフシーズンと言われる時期は、比較的リーズナブルな予算で結婚式が叶うことがありますので、特に予算重視のお二人にとっては、たとえ希望する日取りが空いていたとし
ても、予算に応じて検討を進めてよいことですし、会場側から日取りを検討されないか提案があるかもしれません。

その際は通常の見積りとオフシーズンの見積りと2パターンの用意があると、比較しやすく分かりやすいですよね。
また、会場側はなぜその日程をお勧めするのか理由を明確にし、プラス面やマイナス面をきちんと伝えてくれたり、
人気シーズンやご希望の日取りでなくても時期ならではの演出やマイナスをプラスに変えてくれるよな提案、重要なのはお二人に合わせた提案があるかで、ただ会場側の都合ではなく、
結婚式のイメージをよりリアルに感じることができ、会場やプランナーさんへの信頼や安心感へと繋がるのではないかと思います。
どの会場も、お二人が納得のいくかたちで契約へと進むことが出来るようにということが前提であると思いますので、寄り添った提案の出来る会場やプランナーさんに出会えることを願っています。

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