⑤いい会場の見分け方 結婚式の費用と見積り

ブライダル

いい会場の見分け方 結婚式の費用と見積り

会場見学へ行き、見積りを作成してもらうといよいよ結婚式の費用がみえてきます。
どれくらいの予算を考えているか、という質問をされることもあると思いますので、
お二人で話し合った上で見学へ行くと、より具体的な話に進みやすいです。

とは言え、結婚式は費用がかかるイメージを持つ方がほとんどだと思います。
実際、見積りの総額に驚く方もいると思いますが、お二人の希望が叶うにはどれくらいの費用が必要なのかを知ることは非常に大切なことなのです。

よく言われるのは、日本の結婚式はご祝儀制が一般的ですので、総額からご祝儀を差し引いた金額が実際の自己負担額であるとされます。
ご祝儀の相場は、ゲストお一人につき3万円。
ご夫婦で参列の場合は5万円~と言われています。
会場で見積りを提示された際は、自己負担額は概算として出される為、某会社のトレンド調査によるご祝儀平均額で算出されることもあります。
あくまで平均値ですので、お二人がお招きになる予定のゲスト人数や顔ぶれをなるべく明確にしておくことで、より自己負担額もみえてきます。
見積書については、会場毎に形式も異なります。必ず見学担当のプランナーさんが説明をしてくれますので、
万が一きちんと説明がされなかった場合、契約後トラブルの元になりかねますので、納得いく説明が聞けるのか、安心して任せることが出来るのか、お二人で見極めましょう。

多くの場合、初期見積り通りに費用がおさまるわけではありません。
お料理・フリードリンク・ウエディングケーキ・ペーパーアイテム・装花・アルバム・引出物・衣装など、初期見積りには1番低価格なラインのものが、組み込まれていることがほとんどです。

それだけ選択をする幅が豊富にありますので、初期見積りから最終見積りまでどのくらい費用がプラスされるケースか多いか、プランナーさんに確認してみると安心できるかもしれません。
会場見学を数軒されているお二人は、例えば披露宴時のお料理のランクなど、なるべく各会場同条件の内容となるようにすると、比較がしやすいです。
ただし【30名○○〇万円】のようにプランとしてベースの価格が決まっている場合は、1名ゲストが増える毎に○〇○円追加、プランに含まれていないアイテムについてはオプションで
追加されていくという見積りもありますので、こういった場合には、プラン内に何が含まれているのか必ず確認してみてください。
会場によって、持ち込みができるものとそうでないものは異なります。
持ち込みが可能かどうか、また持ち込み料の有無についても、会場見学時点で分かっていることは確認しておくことをお勧めします。
持ち込みの料金設定は、基準がないことなので会場独自の場合がほとんどですが、
例えばカメラマンをお二人が手配する場合、事前の下見や結婚式当日の動線確認等に応じてもらえるかなど併せて確認しておくと良いです。
なかなか会場見学時に支払い方法まで説明してくれるケースはないかもしれませんが、会場毎に対応方法は異なりますので、見学時に把握出来ると契約の判断材料となるかもしれません。
例えば、結婚式前日までに最終見積の100%、結婚式の1週間前までに内金として最終見積の70%など、
会場によっては内金として納める金額をお二人の希望金額で了承してくれるケースもあります。
そうすると、残金はご祝儀から支払うことが可能になります。
支払方法も銀行振込・現金払い・クレジットカード払いなど、可能な方法を会場側が提案してくれますので、お二人が無理のない選択が出来るかが重要となってくると思います。
また、ブライダルローンの提案をしてくれる会場もありますので、支払い方法に悩むお二人はぜひ参考にしてみるのも良いと思います。

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