加湿器病とは?

健康

加湿器病とは?

加湿器が原因でかかる病気のことを「加湿器病」と呼び、正式には「過敏性肺臓炎」と言います。

主な原因は、加湿器を不衛生な状態のまま使用したことによって、繁殖した雑菌やカビが蒸気とともに放出され、呼吸時に一緒に吸い込んでしまうことです。
長期間にわたって吸い込み続けると、身体がアレルギー反応を起こし、加湿器病を発症します。

主な症状は、咳・たん、胸の痛み、発熱、全身の倦怠感など、風邪の症状に似ています。

加湿器病のなかでも、レジオネラ菌の感染が原因で発症する「レジオネラ症」が近年問題となっています。
レジオネラ症は免疫力の低い新生児や高齢者などが発症しやすく、重症化すると肺炎になることもあります。

<レジオネラ属菌とは>
レジオネラ属菌は水中や土壌中など自然界に広く存在する細菌です。
このレジオネラ属菌が、消毒されていない水や、入れ替わりの少ない水、水温 20℃から50℃前後の水に混入した時、
増殖するおそれがあると言われています。特に給水・給湯設備、冷却塔水、循環式浴槽、加湿器、水景施設などで
レジオネラ属菌が見つかっています。

毎日のお掃除に自信がない人は、超音波式以外の加湿器を選びましょう!

関連記事一覧