㉖その他 ゲスト参加型の演出

その他　ゲスト参加型の演出

ウエディングケーキの演出で代表的なものといえば、新郎新婦が行うケーキ入刀。
その後のファーストバイトは、結婚式の演出では欠かせない定番となっていますが、ファーストバイト以外にも、ご両親が食べさせ合う「お手本バイト」や、ご両家のお母様が自分の子供へ食べさせる「ラストバイト」、
新郎新婦から親に感謝こめて食べさせる「サンクスバイト」もあります。

サプライズ演出にすると、より一層盛り上がります。

このような参加型の演出は、ゲストの皆さまにとって、より楽しい時間を過ごしてもらえるきっかけとなります。

その他にも、新郎新婦が各テーブルを周り、記念撮影を行うのも人気の演出です。

ゲスト全員と記念撮影が出来るきっかけとなりますし、ご親族やご家族は、披露宴の歓談中にメインテーブルでの写真撮影はなかなか遠慮しがちです。
新郎新婦からおもてなしの意味も込めて取り入れる演出として、再入場後に行うことが多く、お勧めです。

最近では、フォトプロップスなどのアイテムを用意して、より和やかな雰囲気で撮影が出来るアイデアもあります。
また、ゲストの方へのインタビューや景品のプレゼントを考えている場合は、例えば、新婦のお色直し後のドレスの色や再入場の際のBGMなどを予想してもらうというクイズ形式の演出もあります。
お二人が中座中にゲストの皆さんには回答してもらえるようにし、専用のボックスを選択肢の分用意して、投票制にすれば、新郎新婦が当たりのボックスの中から景品を渡す方やインタビューをする方を決める時にスムーズに行えます。
再入場でゲストの目線がより集中すること間違いなしの演出です。

年齢が上がると、披露宴への出席回数も多くなります。
そんな目の肥えたゲストの方が多くても、細部までこだわった演出としては、生演奏や生歌もお勧めです。
歓談中のBGMを生演奏にするだけで、優雅な雰囲気となり、お二人にとっても、ゲストの皆さまにとっても居心地の良い空間となるでしょう。
生歌ではゴスペルなどが人気です。
また、ゆったりとした雰囲気の披露宴をお好みのお二人は、こだわり演出をひとつ取り入れるだけで、充分、ゲストへの心遣い溢れた印象的な披露宴となります。

演出を考える際は、ゲストの皆さまにどのように過ごしてもらいたいかイメージをすることが大切です。

あれもこれもと欲張ると、演出個々の印象が薄れていきます。
逆にゲストとの歓談を増やすため、極端に余興や演出を削ってしまうと、歓談だけがだらだら続く披露宴になってしまうことも。

およそ2時間30分～3時間に及ぶ披露宴の中でメリハリを大切に、お二人らしさ溢れるアイデア演出で、ゲストの皆さまとの楽しいひと時を過ごしてくださいね。