主婦(夫)の働き方④ 働き損?

お金

主婦(夫)の働き方④ 働き損?

社会保険に自分で入るか配偶者の扶養になるか。
この違いで手取りがかわってきます。

たくさん働いたつもりでも社会保険料を払うことによって、130万円以内におさえて働いていた人より手取りが少ない場合があります。
これが働き損と言われる現象です。

将来的には年金がもらえるので、完全に損なわけではありませんが、働いてない人より手取りが少ないという逆転現象が起こってしまうのです。
具体的には150万の年収だと社会保険料は1年間で約20万円ほど。
働いた分から社会保険料を引くと手取り130万。
20万ほど手取りが減ります。

配偶者の社会保険の扶養に入って130万働いた場合と手取りが同じです。
働き損ゾーンを脱出するにはだいたい160万くらい年収が必要です。
年収160万だと1カ月約13万円働く必要があります。時給1000円だとして、130時間。

そこそこ拘束される労働時間ですよね。
これが130万円以内で働くとすると、1か月約10万。
時給1000円だとして100時間。
手取りが同じくらいでも1か月の労働時間が30時間も違ってきます。
家事や育児に忙しい時期は、無理せず扶養に入り、働き損とならないようにする方がいいのかもしれませんね。

中途半端に働くのが1番損になってしまいますので、正社員でフルで働くというのもありかと思います。

関連記事一覧