②医療費控除って病院代だけ?

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医療費控除って病院代だけ?

医療費控除が受けられると言っても入院とかしなければ、なかなか10万なんて使うことないわーって思われるでしょう。

通常、病院にかかる時は健康保険を使うので窓口で支払う分は3割負担だし、子どもは自治体の助成などを受けられれば無料の場合も多いですね。
また、入院したとしても1カ月に一定の金額を超えれば高額療養費負担という制度もありそれ以上は支払いが生じません。
(正確には一度支払ってあとから還付されます)

また、自分で入っていた生命保険などから医療費が補填できた場合は、補填された分は医療費控除にはなりません。
じゃあますます10万円なんていかないのでは?と思いますよね。
でも保険外の治療で高額な金額がかかるものがあります。
よくあるのは歯の治療。
保険がきかないって言われることありますよね。

保険のきかない歯の治療や矯正などは医療費控除の対象にできます。

あとは、レーシックなどの目の治療も保険がきかず高額ですが対象となります。
毎年は無いかもしれませんが、治療した時には医療費控除になるとおぼえておいて損はないと思います。

そして医療費控除で忘れがちなのが交通費。
通院にかかった公共交通機関の交通費を医療費控除の金額に参入できます。
緊急の場合に使ったタクシー代も大丈夫です。
医療機関にかかった回数分の交通費も忘れずに計算してみましょう。
医療費+交通費の家族全員分の合計が10万円を超えたら超えた分が所得から控除されるので、ぜひ確定申告してみてくださいね!

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